この度、売却仲介のご依頼を受けていたお客様より、早期の処理のため弊社で買い取りさせていただくことになりました。

販売に全力を注いでやってきたのですが、昨年の後半より不動産需要に大きな変化が生じて来ているようです。
購入希望者の方は、きれいにリフォームされた住宅をいくつも見られており、それが標準になんだと思い込んいる方もおいでになります。
それはそれで販売価格におりこまれており、リフォームありとなしでは少なくても工事費分は加算されているわけですが、市場の流れとでも言うのでしょうか、どうしてもﾘﾌｫｰﾑ済みの中古住宅に内覧希望が集中する傾向が強いようです。

さて、今回の今井　　丁目の住宅については、築後約24年程度経ている建物ですが、基本的な構造、敷地のロケーション、建物の配置等が優れているため、かなりのリフォームの規模になるとは思いましたが、充分に費用の回収ができると判断し、お引き受けいたしました。
かなり、気合いを入れて工事計画、及び仕上げの配色等を決定しなければならいない物件ですが、売主であったお客様のご要望にお応えしなければという気持ちも大きく作用していたように思います。

リフォームの主な内容は、

①外壁･屋根・コンクリート塀の全面塗装
②内装クロス全面張替え
③３F和室2室の洋室への模様替え
④２Fリビング/ダイニングの仕切り壁を取り払い、対面式キッチンを新設
⑤ドア等の建具をホワイトの長尺タイプに取り換え
⑥管理に手数のかかる樹木を整理・伐採
等です。

自然落雪式の屋根ですので、フッ素系の特殊塗料で塗装を行いますので、１０月初旬くらいまでが施工時期のリミットでしょう。
１０月末には完成させ、年内には新しい方から入居していただくべく、手際よく手配をしなければと考えております。

モダン・ナチュラルな雰囲気に仕上げたいとカラーのコーディネイトを始めたところです。
みんなの意見も取り入れ、よりよいものにしたいと思います。
右の写真は、私が勝手にこんな外装のカラーの組み合わせはどうかとやってみたものですが、みんなの意見はあまり芳しくないようです。
ずっと煮詰めていく必要があるようです。

今回のリフォームの最大のポイントなる事項ですので、こんなもんでいいだろうでは、ほんとに申し訳ないことです。