日別アーカイブ: 2007年8月8日

天井から水滴が

長岡市の市街地中心部の繁華街にある、3階建ての貸店舗住居ビルの2階のテナントの方よりの電話。
昭和40年代後半に建築された、鉄筋コンクリート造の地下1階地上3階建のビルです。
維持管理はこまめにやっていますが、建物内の配管は、目で見えませんから、その都度の対処にならざるを得ません。
お話によると、天井が濡れて、クロスが垂れ下がり、水滴が落ちているとのこと。
処置がおくれると、建物のだけではなく、家具等のテナントの方の家具などにも被害が及びます。
大至急、対処しなければなりません。
雨ではないので、雨漏りではなさそうです。
それでは、給排水の配管からの漏れか、浴室からの漏水でしょうか。
そうなれば、やはり設備屋さんです。
電話して、緊急の仕事なのでということで、すぐに現地待ち合わせ。
いつも無理を言ってばかりですみません。
現地に行って、状況を見てみたら、すでに水は引いていて、天井はクロスは一部はげて垂れていましたが、天井のボードは湿っているくらいです。
水漏れは、もれている時点の状況を確認するのが、原因を特定する需要な情報です。
その上の階の2部屋の入居者にお願いして、風呂、流し等の水を排水し、状況を見ましたが、変化はありません。
今日は、準備がなかったので、今は漏れていないようなので、明日、天井を破って、再度配管等の漏れの有無を確認します。
遅れると、テナントの方の営業に差し支えます。
天井の点検口は、あったのですが、テナントが度々変わり、いつの間にか、内部の仕切り壁でふさがれた状態になっていました。
当初は、スケルトン貸しといって、配管の取り付け口と、トイレ設備のみの状態で引渡し、その後の内装、諸設備はテナントが行って営業していたものです。
テナントの入れ替わりの時には、その内装・設備を売買する形で引継ぎが行われていましたが、最近では、そのまま置いていくということが殆んどでした。
結果、この度のテナントの方は、内装設備ありの状態で借りているということになります。
どうしようもありません。破ったところに点検口を設けることにしました。
早い対応が出来たので、苦情を言われなくて幸いでした。
帰りに、そのテナントの方から、特製のキムチをいただきました。
さっそく、夕食でいただきました。まだ、浅漬けですが、柔らかい辛味で、とてもおいしかった。
これが、本当の本場の味なのでしょうか。
ご馳走様でした。