様々な思いを乗せて…。長岡大花火大会・フェニックス。

H19-8-2013

昨日の最高気温、37度…。とにかく暑かった!

この暑さはちょっと想定外でしたが、空はスキっと快晴で長岡大花火大会にはもってこいでした。
会社の先輩は、河川敷まで行って花火大会を満喫したそうですが、ある程度風が吹いていたので気持ちよかったとのことです。

 

H19-8-2010
私は、自宅が近いこともあり、学校町にあるライオンズガーデン長岡からはどんな風に見えるのかな?と思い、行ってみました。
ちょうど自社で所有している中で、花火の見える西向き、7階のお部屋がお客様が退去したばかりで空いていたので、そこから見てみました。

H19-8-2012

 

 

想像していたよりも近く見え、ゆったり見るには十分だなあと思いました。

 

 

H19-8-2005

 

20分ほど満喫して、後は自宅でNCT9を見ながら、三尺玉があがる時は、西側の窓にタタタっと走っていって覗いたり自分なりに満喫しました。
そして、最後を飾るのは、今年も復興を祈願したフェニックス。

 

……2年前、初めてフェニックスがあがった時、河川敷で見ていたのですが、その時の雰囲気や光景が鮮明に記憶されていて、花火大会が近づくと思い出します。
三尺玉があがり、いよいよだなと思っていると、いつものトーンとは違った語りかけるようなアナウンスが響き、中越地震を経験なさった方々皆が、そのときの事を思い出されていたと思います。
それまで隣で大騒ぎしていた学生風の若者たちも、静かに座り直し、聞き入っている様子。
アナウンスが終わり平原綾香さんのJupiterが流れ、次々に打ちあがる花火。なんだか感動、感謝…言葉では表すことのできない気持ちで胸がいっぱいになり、涙が流れてしまいました。回りを見渡せば、涙を拭うおじいちゃんおばあちゃん。さっきまで騒いでた青年もジッと花火を見つめていました。関東から遊びに来てくれた友人たちも心打たれ、フェニックスが終わっても誰も口を開こうとしていませんでした。そして、感動の中、どこからともなく“ありがとう!”の声が上がり、波紋のように広がっていきました。誰に向けてのありがとうなのか、今になると特定はできないけれど、それだけフェニックスを見て皆が感謝の気持ちでいっぱいになになったことは間違いないと感じました。このときの空気は忘れられません。
今回、中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎では、お祭りも中止され、市民の皆様は寂しいとおっしゃっています。2年前私たちに勇気をくれたフェニックスで、今度は被災された方々に勇気を与えられたら…少しでも元気になってもらえたら…長岡市民としてとても嬉しく思います。
今夜もきっときっと成功して、綺麗な夜になることを祈らずにはいられません。

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