月別アーカイブ: 2007年6月

今日は、小千谷市日吉の鉄骨3F住宅を見てきました。

小千谷市の不動産業者さんのご案内で、購入目的で住宅を見てきました。

親戚が小千谷市に引っ越したいというので、探しはじめたばかりでした。

中心市街地の近くに、こんな閑静な住宅地があったのかと思いました。

本人の要望に丁度合う物件でした。荷物や仕事上の機材が多く、車も2台なので、車庫(2台)兼倉庫付はぴったりです。話を決めてきました。

地震の被害をやや受けていて、各部屋の暖房用のガスのカランへの配管が、どこかで損傷を受けてガスが漏洩していたので、その配管経路は切断してあるとのことです。

もっとも、暖房でガスを使う家庭は、最近では殆んどありませんし、部屋でガスコンロを使いたいなら、カセット式の便利なものがあります。ほとんど、支障がありません。

外装はトタン、破風板等の錆び、及び塗装の剥がれが目立つので、塗装工事が必要です。基礎コンクリート、玄関タイルがやや損傷をうけているので若干の左官補修工事も必要。

内装は、地震の揺れが大きかったため、下地ボードの継ぎ目でクロスが切れていたり、和室の京壁の欠け落ちが目立ちましたが、丁度、内装リフォームが必要な年代の建物でしたので、全部やりかえることにします。

水周りについては、ユニットバス・洋式トイレに換えてあったり、まめに手が入れられています。

今回、必要部分に補修を加えておけば、まだかなりの期間は充分に生活していける物件だと思います。ざっと見て、200万円位の工事費でしょうか。

リフォームを施して販売する目的で、中古住宅を購入することは、当社の営業の1つとなっていますので、年間かなりの件数になります。販売目的の物件は、購入する方が、行う必要があると判断

すると想定される項目は大体リフォームしてしまいします。

ただし、建物のグレード、販売可能価格との兼ね合いもありますが・・・。

でも、今回はちょっと目的がちがいますので、贅沢を言わず、かなり、抑え目のグレードとせざるをえません。

どんな精度で、不動産の売却可能価格がつかめるのか

不動産価格査定書の話の続きですが、いつも私たち不動産の流通に携わるものが常に直面する課題がこれです。
これについては、日頃、私が考え、感じていることを少しずつ書いていこうと思います。

端的に言いますと、一般の規模の宅地、住宅、マンションの売買価格については、商圏以外で基礎的データの収集ができない地域でなければ、査定価格を基準としてその査定価格プラス10%以内のほぼ価格でで売却できると考えています。

この査定価格とは、ほぼ1~2カ月程度で複数の購入見込み者を把握できる価格水準と、私は定義しています。

いうなれば、この価格を売却依頼のお客様が売り希望価格として設定すれば、ほぼ確実に上記の期間で売買契約の段階までたどりつけると判断する水準です。

この水準から10%UPの価格では、買い見込み者は反応してきません。

自分の考えている合理的な価格との乖離が大きすぎて、売主はとても値引き交渉には応じてこないだろうと判断するからです。

ほぼ、見込みは薄いといっていいと思います。

 

しかし、可能性はゼロとは言えません。

いくらで取引しなければならいという法律があるわけでもありません。

じっくり、その可能性を検証したい、急ぐわけでもない、というかたはこの水準を当初の売り希望価格とする場合もあります。

選択はお客様の判断です。我々は、その判断材料を提供することがつとめです。

しかし、なかなか簡単な作業ではありません。

南町和興パーキング、オープン間近!!

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長岡税務署近くの駐車場、名称:南町和興パーキング、オープンのための準備が着々と進んでいます。

6/25のブログでも取り上げましたライン引きも、角度の調節など借りてくださる方が一番停めやすい配置はどうなのか…など苦労した甲斐もあり、しっかり引かれていました。

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9台収容。

区画は、NO.1.2.3.5.6.7.8.10.11。
11,000円/月・台。

一番奥(NO.10.11)のみ縦列。賃料も、15,000円/月・2台としました。

ご主人のお車をいつでも出し入れできるNO.10において、奥様のお車を奥のほうのNO.11に停める…など、ご都合が合う方にはとてもお得です。

朝、早出仕事で、不動産価格査定書を作成

急ぎの依頼で、今日の午前中までとのことですので、散歩はパス。

朝一番で現地調査をして来て、査定書を作成しました。

ちょっと面積の大きい物件で、最有効使用は開発素地として査定しました。何とか間に合いました。
不動産業者は、不動産の価格について意見を述べるときは、合理的な根拠に基づき行うべきとされています。

それを書式にして行っています。

国土交通省地価公示標準地価格、新潟県地価調査基準地価格、財務省相続税路線価、近隣取引事例などのデータを基に、査定不動産の個別的な価格形成要因を精査して算出しています。

今回は他からのご依頼でしたが、毎年、住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)様より、住宅ローンの月々のご返済に支障が出てきた方で、住宅を売却して返済に充てたい旨の申し出のあった方の売却仲介手続依頼をいくつかいただいております。

その手続きを進めるためには、不動産価格査定書の作成が必須です。

そのためにエクセルで自分で書式を作りました。

作るときは、やや苦労しましたが、一般の査定にも充分対応でき、かなり役立つ場面が多くなっています。

 

先に述べました、住宅金融公庫様の手続きは、一般に任意売却といっています。

特殊な要素がかなりある売却方法です。

公的な色合いの濃い資金の回収手続きですので、その進め方について厳密な審査が成されます。

それに対し、その要点を理解し、対応して来たつもりです。

約4年くらいになります。

その実績が評価されてのご依頼なのかなと、自分なりにうれしく思っています。

昨日、長岡市中興野の分譲2区画のうち残りの1区画の引渡しを完了しました。

昨年8月に、全所有者の親族の方より、買取の依頼を受け、引き受けた物件でした。

以前、ここに一人でお住まいになっていましたが、高齢になったため関東のご親族と同居なさるために転居されたとのことです。

買取後、解体整地を行い、二区画に分筆し、さらに、間口部分を隣接地所有者より、譲ってもらう手続きなどで時間がかかってしましましたが、ようやく完了しました。

大変有難うございました。