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希望する条件を羅列して整理しましょう。
賃貸不動産情報は、新聞広告・情報誌・常設展示場・インタ-ネットなどを通じて収集されますが、まずは家賃などの相場を念頭に、毎月の賃料の支払額の限度を決めて、希望するエリア内の不動産業者の店頭を訪ね情報を収集するのがコツと言えるでしょう。というのも、地元の業者はエリア内の情報に精通しているからです。
不動産の賃貸借をしようとする場合、物件の内容(賃料はもちろん、所在地、名称、面積、間取り、駐車場の有無、現況、所有者など)、物件の使用目的、賃貸借条件について確認することが必要です。
とりわけ、賃貸借条件は契約を決定する大きな要因の一つですのでしっかりと理解しておくことが大事です。
不動産を賃貸借する場合、特に借りる場合は買う場合と同様に不動産業者の説明と併せて、借主自らが現地へ行って確認することが大事です。
売買と同様に賃貸借のケースでも、物件について最新の登記された権利関係(所有権、抵当権など)を物件の所在地を管轄する登記所(法務局)の登記簿で確認するとともに、土地の地図(公図)を見ることができるので、道路や隣地との関係なども確認してください。
不動産を借りる場合、貸主は借主が入居者基準に合致するかどうかを確認するため、以下の書類の提出を求めることがあります。
売買と同様に重要事項説明を聞いて内容をよく理解し、その説明書の交付を受けてください。
特に物件の各設備などの修繕費はだれが負担するのか、退去時の負担別はどうなるのかよく確認してください。
契約はいったんこれを行いますと、取引は契約書の記載事項に従って進められ、紛争が生じたときも原則として契約書に基づいて解決されることになります。
また、賃貸借の場合はその関係は契約の終了まで続きますので、日常の使用に大きく影響するケ-スもあります。
契約書の交付を受けたときは、署名する前によく読んで意味の分からないことや納得のいかないことが書いてあったら、納得できるまで聞くなり調べるなりして十分に理解してから署名捺印をしてください。
不動産の貸し借りにおいても、不動産業者が仲介または代理して成立したときには、不動産業者は報酬を請求することになります。この報酬は宅地建物取引業法でその限度額が決められています。