今年は、法人の人事異動が多いようです。

東日本大震災の年の春の異動は、予定されていたものがキャンセルになったりして、結局はごくわずかでした。

その後の2年間も同じように、あまり大きな動きはありませんでした。

ところが、今年はその控えめだった分が、一気に動き出したといった感じです。

約40戸を管理運営しているライオンズガーデン長岡では、ここ4,5日で6件ほどの退去予告が入っています。

春の異動時期としては、ここ三年の2から3倍の件数です。

アルバム表示【周辺環境】ライオンズガーデン長岡

このマンションでは約6割以上を法人契約でお借りしていただいています。

人事異動を行うことは企業にとっては、かなりの経費が掛かります。

中央の大手企業では、業績が急激に回復して余力が出てきたのでしょうか。

長岡市のような地方都市では、景気回復が実感できるような話は、まだあまり聞きません。

でも、基本的な流れは明らかに良い方向に向かっていると思われます。

2月、3月は、中古マンションと中古住宅の売買の成約が相次ぎました。

お客様の心理の中には、「不動産の価格も今が底かな。」という思いが確かにあるようです。

物件を検討されてから、ご購入を決定するまでの期間も短くなってきています。

このような、前向きなマインドが浸透して、人、モノ、カネの動きが活発化して、地方でも景気回復を実感できるようになると思われます。

アルバム表示 【長岡市不動産情報】ライオンズガーデン長岡 〈リフォーム前の参考写真〉

それにしても、退去ばかりでは困りますので、退去後のリフォームを迅速にこなして、新規のお客様にスムースにご入居いただけるように、万全の準備をしなければなりません。

これから、不動産業界は超繁忙期に入ってゆきそうです。