薪乾かし

thumbnail: 03-24 薪乾かし

春は三寒四温でやってくると言いますが、今年はそのスピードがやけに遅いようです。
昨日は、春の陽ざしの元、草花の芽ぶく様子をお伝えしましたが、昨日今日は最高気温が7度程度とのこと。
ストーブの温もりがありがたく感じられます。
さて、今日、長岡市緑町3丁目の住宅のお引き渡し手続きを行いました。
大恭建興さんの大幅リノベーション住宅です。
早速のお引っ越しとのこと。
この住宅には、私どものものより小さめな薪ストーブがついいています。
この肌寒い中、特にお引っ越しの直後とあれば、住宅の中は冷え切っています。
すぐに暖かくなるかどうかとは思いますが、使っていただけるように薪をお持ちしました。
倉庫の中に長らく積んでおいたので、やや湿気ているのでストーブの周りで半日ほど乾かしました。
うまく火の勢いがついて、屋内が温まればいいがなあと思いつつ車に積み込みました。
私どものストーブは、非常に順調です。
暖冬舎さんから届けていただいた薪は、これでほぼなくなりました。
あともう少しの期間ですので、懇意にしていただいている建物解体業のコスモホームさんより、解体で発生した柱などで、あまり湿っていないものをいただいて、40cmくらいに刻んで、割らずに三寸角のままくべています。
釘がかなり刺さっていますが、簡単に抜けますので、そうすればかなりきれいな上等の「薪」になります。
年輪の密なものもゆるいものもあり、燃え方に若干の差異はありますが、灰受けのレバーを緩めるなどして空気量をやや多く送り込むと芯までうまく燃えます。
割ったものと比べ、一気に燃え上がることなく、長時間かけて燃え続けます。
広葉樹の薪はやや薄い色の透明に近い炎ですが、針葉樹の杉とか松は樹脂分が多いせいか、濃いオレンジ色の赤々した炎になります。
どちらが好きかと言えば、やはり広葉樹ということになりますが、経済性も重要なポイントです。
シーズンオフになったら、暖冬舎さんに一度点検してもらいます。
それで問題なければ、次期は建物の杉材をメインにして、薪をうまく混ぜて使っていこうと考えています。
ストーブ点火時は少し煙が出ますが、250℃以上になり、燃焼室から排煙筒へ直接排気するタンパーを閉め、触媒の入った2次燃焼室を経由する定常運転に入れば、排気はほとんど色がなく、ストーブを焚いているのかどうか全くわかりません。
匂いについても、全く同様です。
かなりの良くできたものなんだなと実感しています。

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