待ちかねた雪解け。経済の動きも冬から抜けつつあるようです。

「電話がほんとにかかってこないね。」
「この業界に入ってかなりになるけど、こんな経験はないなあ。」
「うちだけなんじゃないんでしょうね。」
「そうだよね。他の同業者さんはどうなんだろうね。」
こんな会話が幾度か交わされていました。
まだ、リーマンショック以前の水準にはほど遠いですが、動きが出てきたようです。
転勤時期でもあります。
でも、昨年の今頃は、退去される方がいても、新規に入居される方がいない。
空室がどんどん増えていく。
そんな状況でした。
法人の方の動きもしかりです。
今年は、動きがあります。
今まで控えられて、徐々に蓄えられた需要が、この時期に、ダムの堰を切ったように、こらえ切れずに一気に動き出した。
まさにそんな感じでしょうか。
連携の同業者の皆様のお陰もあって、空室率が大幅に改善されました。
また、退去後にすぐに入居申し込みが入る。
大変ありがたいことがいくつが続きます。
さらに、売り土地、中古住宅、リフォームマンションの動きも軽やかになってきました。
経済情勢が厳しかった時期には、雇用および会社の業績に不安がある方は、非常に慎重になり、動く時期ではない。
親御さんもその通りのアドバイス。
氷河期とも言えるような時期です。
業界はまさにサバイバルゲームの様相です。
真っ暗だったトンネルの先に、ほんの少し小さな明かりが見えてきた。
そんなちょっと安堵の気持ちが感じられる最近の状況ではないでしょうか。
がんばらなくっちゃ。

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