約1年がかりの「任意売却」物件の売却手続きが、ようやく完了間近か!

11-17 任意売却物件(このようなグレードの物件もあります。)

長岡市の比較的に新しい住宅団地内の角敷地。
築後約4年のかなりグレードの高い住宅。
ある金融機関の取引支店よりご相談を受け、所有者ご本人と面接・打ち合わせ。
それに引き続き、価格査定・お引っ越しのお手伝い・残置物の処分・クロス貼り替え等のリフォーム・ハウスクリーニングと順調に準備を進め、広告活動に入りました。
幸いにも購入希望者を見つけることができたのは、ちょうど1年前の12月でした。
順調に進むかなと期待をしていた矢先、、今年の2月頃、大筋で合意の取れていた第二順位の抵当権者が、昨今のグレーゾーン金利の規制で破たんし破産手続きに入ってしましいました。
全国規模で大々的に営業をしていた大手のローン会社です。
そう簡単に破産管財人が選出され、債権債務の整理手続きに入れるはずはありません。
司法書士の先生に、所有者の代理人となってもらい破産管財人に何とかアクセスしてもらうことを依頼し、後は待つしかありません。
9月にようやく窓口が確定し、根抵当権解除応諾がいただけました。
この間に、税の滞納による財務省の差押登記がなされてしまい、その折衝にまた時間を要することになってしまい、さらに遅れることになりました。
それがようやく片付き、最終決済への道筋が確定したのは、つい先ごろです。
その間、約1年。
建物の価値も当然、1年前と同じとは言えません。
長らく、根気強くお待ちいただいた購入者のためにも、債権者サイドと折衝を重ね、配当案を何度も修正し、ようやく購入者の方のご理解、ご納得がいただける価格ですべての関係者のご了解がいただけました。
長らく、かなり苦しい立場に立たなければならなかったのは、ミステークではなく、ただただ運が悪かったという言うほかはありません。
でも、根気強く、あきらめずに進んでくれば、今日のような雲が開けるような気分も味わえることになります。
1年という長期間を要しましたが、売主サイドだけではなく、買主様からも喜んでいただける結果が導けたということに、ホッとすると同時に遣り甲斐も感じることができました。
任意売却関連ブログ記事:https://www.wako-re.info/blog/index.php

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