長岡市のマンション販売動向。

ようやく、未入居中古マンション販売の完了の目途が立ちました。
15戸を、そのうち5戸を賃貸マンションとして運用し、10戸を設備を充実させ、そのまますぐにでもお住まいになれるように仕上げて販売する。
そのような事業計画で進めてまいりました。
以前にも書きましたが、昨年4月からの販売活動を通して感じたことは、大きいことにこしたことはないが、予算の範囲内の物件で納得する方が多かったようです。
1,600万円から1,800万円くらいの物件から決まっていきました。
角部屋は自ずと面積も大きく、単価も高くなります。
私は、最後に売却が決まった角住戸が一番気に入っていました。
今までの経験からして、早めに決まるだろうと予想していましたので、現在の市場の流れは大幅に変わってきているんだなと大変勉強になりました。
単価ではなく、総額の時代です。
中古住宅についても同じようなことがいえます。
この傾向は、しばらく続ききそうです。
最近のNHK特別番組の中で「自分の会社が大丈夫か不安がある。」と答えた35歳の割合は何と40%以上もありました。
なるほどな。これではその不安が解消されるまで、大きな金額の買い物には踏み切れない訳です。
アメリカの金融市場がやや落ち着きを見せてきているような報道がありました。
もっと、先行きに安心感が持てる好材料が出てきてほしいものです。
このままでは、住宅の第1次取得層の35歳近くの年代の方は、ライフサイクル上の最適取得時期を大きく超えてしまい、子供さんが何年もその住宅に住まないうちに巣立ってしまうようなことになりかねません。
中古マンションの情勢については、また、まとめようと思います。

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