田舎ぐらし物件 初回の訪問

 

 

柏崎インターから車で約15分の柏崎市の郊外。

自然環境には恵まれていますが、過疎化かが進む集落内に物件はありました。
敷地内には、住宅と倉庫兼車庫の建物。
築後約30年経過しておりますが、丁寧に維持管理されている建物でした。
敷地は畑、山林と一体で非常に広く、ゆるい丘陵なっていて、きれいに整備されています。
うど、シイタケ、ゼンマイ、柿が採れ、また珍しい白い花の咲く桜の木。
ツツジなどの植木もきれいに手が入れられています。
しかし、進入道路が約2m程度で、降雪期には何日か入れないことがあるため、約200m程度離れた国道沿いに3台分の車庫があります。
お客様との打ち合わせでは、需要者層はどのような方が想定されるだろうとということがポイントでした。
ほぼ、都会からのUターン、もしくは定期的に来て田舎暮らしの良いところを楽しむ現役を引退された方ではないかということで意見が一致。
そうした場合、地元需要者ではない県外の方にどう物件情報を伝え、アピールしていくか。
当社で販売活動を引き受けて、本当にお客様の利益になるのか、一抹の疑問がありました。
田舎物件を専門で取り扱う業者の方もおいでになりますが、ご相談をお受けしたにもかかわらず、ただそちらをご紹介するだけでは、地元で不動産業に携わる者としての役割が果たせないのではと思います。
お客様にとっては迷惑な話かもしれませんが、良い勉強になると思いますし、情報発信の工夫・確認もできます。
着実に準備を進めようと打ち合わせております。

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