底地の売買手続き完了。ようやく、売買媒介手続報酬の請求書をお渡ししてきました。

 先にも書きましたが、非常に労力と根気、そして多数の当事者間の調整に時間がかかりました。所有権の移転登記も終わり、晴れて報酬の請求書を皆様にお配りできる段階にこぎつけました。
 底地とは、借地権の負担の付いた土地のことで、一般には、土地を借りて建物を建てている人が、その土地を買うことはありますが、第三者が購入することはまずありません。今回は、それが含まれていました。当事者の色々な都合により、そうせざるを得ないことになったのです。
 したがって、更地の取引と比べ物にならないくらい神経を使います。ほぼ当事者が限定されていて、売主2人、買主5人の足並みが揃わないと、1つも成約にならないという条件もありました。
 
 口で言うのは簡単ですが、誰でもできるという仕事ではなかったと思います。私に白羽の矢を立てた何かと縁のあるお客様、大変ありがとうございます。
 非常に学ぶところの多い良い経験をさせていただきました。

コメントを残す