休日出勤

住宅及びマンションの価格査定の依頼が集中しました。
1年のうちどこかにこういう時期があります。
特に、債務の返済計画が思うように進まなく、売却によってその返済にあてる目的での依頼が多いようです。
平日の業務時間内で計画的に処理できれば問題ないのですが、性格的に「お尻に火がつかないと」なかなかまとまとまった時間と集中力を必要とするこの仕事に取り掛かれません。
企業を経営していく場合、その置かれた環境において多くの情報収集・分析・判断、スッタフの指導教育・情報共有等、欲張ればきりのないほどのこなさなければいけない、そして期限のある業務が追いかけてきます。
私は、どちらかというと栃尾の田舎育ち。
田園風景の中で、ゆったりと育ちました。
就職して、特に忙しく、きついとされている建設業で本当にやっていけるかと心配しました。
人間は、そのおかれた環境が作る。
これは、私の感想というか、経験からの信念です。
本気でやれば、どうにかなる。
何とかやってきました。
でも、自分にあったテンポはなかなか変わらないようです。
慎重な判断が必要な事項は、落ち着いた静かなところでじっくり時間をかけてやりたい。
これが、休日出勤への道筋です。
自営業であれば、当たり前という声が聞こえてきそうです。
年中行事であれば、抜本的な対策が必要です。
しかし、そうはいってもこの世界経済がひっくり返ったような状況の中では、是非とも必要な時間のような気がします。
不動産業は、漫然と今までどうりのやり方ではどうしようもないほど激変し、それに加え社会経済環境は猛烈な逆風が吹き荒れています。
こんな時期に、「休日なのでのんびり」となどといっているようでは、危機感が麻痺しているといわれても仕方ありません。
このような状況に応じた仕事の方向性・戦略が必ずあるはずです。
落ち着いて、じっくり、独りよがりにならずに考えてみる必要があるようです。
今、今までになく時代・経済環境は大きく動いています。
今日、仕事をし、また、広告の反響を分析しながら頭に浮かんだ直感です。

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