年間でかなりの数の物件表示の看板を現地に建てます。
今のデザインは、もう10年くらい前に作成したものを使っています。
事務所の移転を考えていましたが、移転先候補のビルの売却の方の話が急進展し、移転は当分先送りになる模様です。
そうなると、現在の事務所の改修も考えなければならないような状況になります。
大幅に手をいれてから、もう15年近くになります。その間ほとんど修繕等を行っていません。
店頭および屋外のディスプレイを含めて改修を計画しなければなりません。
そして、数10区画の宅地分譲も2か所ほど計画しており、その計画・案内看板等も気の利いたものを作りたいと考えておりました。
このような理由で、かねてから導入を考えておりました大判プリントの可能な大型プリンターを思い切って購入しました。
EPSONのMAXART PX-9500N という機種で最大1,118mm幅までのロール紙に印刷することができます。
これでのぼり旗の印刷もできます。
手前の一番低いロールがのぼり旗用の離型紙付きポンジ・クロスです。
対応している用紙の材質・種類も意外に多いようです。
まだ届いたばかりなので、店頭掲示用の物件写真などを試験的に印刷している程度ですが、どんどん活用して行くつもりです。
私たちが使っている物件看板は横1.8m、縦0.9mの畳一畳の大きさのものですから、張り合わせなしの1枚もので出力できます。
インクが改良され、ラミネートシートという雨、紫外線、摩擦傷を防ぐための保護シートで表面保護を行えば、屋外掲示にも十分耐えるそうです。
私どもの掲示する看板は、そう長期間に亘ることはありませんし、それでは仕事が進んでいないということになりますから、耐久性については心配しておりません。
ただ、予想外にラミネートフイルムを表面に張るのが難しく、失敗ばかりしていられないとのことで、メーカーさんのアドバイスもありラミネーターという加工機を追加で購入する必要がありました。
これで、皺とか空気残りの気泡もなく貼り付けることができ、屋外掲示もばっちり対応できるようになりました。
この機械は、プリンターと比べればかなり価格は安いのですが、重量は2倍以上の190kgもあり、事務所の1階には納まらないということで2階に運び揚げるのに大変苦労しました。
手伝っていただいた、渡辺内装さん、小見設備さん、トミー住設さんの皆さん。大変ありがとうございました。
ほんとに助かりました。
9月ごろから、物件看板を実際に作成、設置していこうと思っています。
店頭ののぼり旗も色があせ、汚れも目立ってきたので、今度は写真入りでばっちりきめてみたいと思います。
その前に、デザインを構想・具体化するソフトをもう少し研究する必要があるようです。
いままで10年ほど使ってきたADOBEのPAGEMAKERではやや時代遅れのようです。
このような大判の、しかも任意の大きさを定義してファイルを作成するこのとは想定していなかったようです。
Adobe® Creative Suite® 3 Design を導入しました。
これで準備万端。
あとは、使いこなす意気込みと能力の問題でしょうか。